機器置き換えに伴うOS・ソフトウェア更新情報
共用作業領域用Webサーバの情報を追加しました。(2024/3/4)
サーバ仕様
変更日
- 個人用Webサーバ
2024年 4月1日(月)10:00am
- 共用作業領域用Webサーバ
2024年 5月8日 (水) 10:00am
主な変更点
- 個人用Webサーバと共用作業領域用Webサーバで共通の内容です。
- コンテンツを保存するディレクトリ (フォルダ) の場所に変更はありません。
項目 | 現サーバ | 新サーバ |
---|---|---|
OS | Ubuntu 18.04 LTS | Ubuntu 20.04 LTS |
HTTPサーバ | Apache httpd 2.4.29 | Apache httpd 2.4.41 |
PHP | 7.2 + suPHP | 8.2 + suPHP |
Perl | 5.26.1 | 5.30.0 |
Ruby | 2.5.1p57 | 3.2.2 |
Python 3 | 3.6.8 | 3.8.2 |
gcc | 7.4.0 | 9.3.0 |
libc6 | 2.27 | 2.31 |
PostgreSQL client | 10.1 | 12.17 |
MySQL client | 5.7.27 | 8.0.35 |
PHPの動作仕様
- PHPはバージョンを更新しています。動作仕様に変更はありません。
- 個人用Webサーバ
項目 | 現サーバ | 新サーバ |
---|---|---|
PHPバージョン | 7.2 | 8.2 |
PHP動作モード | CGI + suPHP | 変更なし |
PHP実行ユーザ | PHPスクリプトファイルの所有者 | 変更なし |
PHPスクリプトファイルの所有者確認 | 自分自身が所有者である必要あり | 変更なし |
PHPスクリプトファイルの保護モード確認 | ファイルに対して group および other の書き込み権限が無いこと | 変更なし |
PHPスクリプトファイルが存在するディレクトリの保護モード確認 | ディレクトリに対して group および other の書き込み権限が無いこと | 変更なし |
- 共用作業領域用Webサーバ
項目 | 現サーバ | 新サーバ |
---|---|---|
PHPバージョン | 7.2 | 8.2 |
PHP動作モード | CGI + suPHP | 変更なし |
PHP実行ユーザ | PHPスクリプトファイルの所有者 | 変更なし |
PHPスクリプトファイルの所有者確認 | 自分自身が所有者である必要あり | 変更なし |
PHPスクリプトファイルの保護モード確認 | ファイルに対して group および other の書き込み権限が無いこと | 変更なし |
PHPスクリプトファイルが存在するディレクトリの保護モード確認 | ディレクトリに対して other の書き込み権限が無いこと | 変更なし |
試験運用Webサーバ
- 試験運用サーバの仕様は予告なく変更あるいはサービスの一時中止などが生じる場合があります。
- webedit-test.sfc.keio.ac.jp で開発や動作確認したプログラムやコンテンツは現行のWebサーバでは動作しないことがありますのでご注意ください。
- 個人ホームページ用Webサーバの試験運用URLは以下の通りです。 以下URLにアクセスすると新サーバで動作を確認できます。
(HTTPSの場合) https://web.sfc.keio.ac.jp:11443/~ログイン名/ (HTTPの場合) http://web.sfc.keio.ac.jp:11080/~ログイン名/
- 共用作業領域用Webサーバの試験運用URLは以下の通りです。以下URLにアクセスすると新サーバで動作を確認できます。
(HTTPSの場合) https://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp:11443/
- 現行サーバでは http://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp/ へのWebアクセスを https://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp/ にリダイレクトしています。
試験運用では http://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp:11080/ へのWebアクセスを https://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp:11443/ へのリダイレクトは行いません。
共用作業領域の配下に .htaccess ファイルを作成し、以下を記述することでリダイレクトされます。
RewriteEngine On RewriteCond %{SERVER_PORT} 11080 RewriteRule ^(.*)$ https://%{SERVER_NAME}:11443%{REQUEST_URI} [R=301,L]
- 現行サーバでは混在コンテンツ対策として https://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp/ にWebアクセスした際のWebコンテンツに http://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp/ の URL が含まれていた場合、https://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp/ に書き換えています。
試験運用では https://仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp:11443/ にWebアクセスされてもこの書き換えは行いません。
注意事項、及び、対処方法
- 個人用Webサーバと共用作業領域用Webサーバで共通です。
PHP
- PHP 7.2 から 8.2 へのアップグレードに伴い、いくつかの関数が廃止されました。詳細は PHP 公式ページをご覧ください。
- PHP 7.2.x から PHP 7.3.x への移行: https://www.php.net/manual/ja/migration73.php
- PHP 7.3.x から PHP 7.4.x への移行: https://www.php.net/manual/ja/migration74.php
- PHP 7.4.x から PHP 8.0.x への移行: https://www.php.net/manual/ja/migration80.php
- PHP 8.0.x から PHP 8.1.x への移行: https://www.php.net/manual/ja/migration81.php
- PHP 8.1.x から PHP 8.2.x への移行: https://www.php.net/manual/ja/migration82.php
- 必要に応じてプログラムのコードを更新してください。
WordPress
- 新サーバではPHPのバージョンが 7.2 から 8.2 へ変更になります。WordPress の本体、またはプラグイン、テーマのバージョンが古い場合、新サーバで正常に動作しない可能性があります。試験運用期間中にバージョンアップ等の対応をし、新サーバでも正常に動作することを確認してください。
- WordPress のコンテンツに試験運用URLでアクセスすると WordPress の仕様により現行サーバにリダイレクトされます。このため、WordPress の動作を新サーバで確認できないことがあります。
- WordPress では設定情報に公開する URL に関する設定があります。新サーバで WordPress の動作確認を行いたいときは 後述の手順を行うことで参照できるようになります。
- WordPress 管理画面に設定を変更できる権限を持ったユーザでログインします。
- [設定] - [一般設定] を開きます。
- "WordPress アドレス (URL)" と "サイトアドレス (URL)" の内容を試験運用サーバの情報に書き換えます。
領域 プロトコル 変更前 変更後 個人用Web試験運用 HTTPS https://web.sfc.keio.ac.jp/~z00001tz/wp/ https//web.sfc.keio.ac.jp:11443/~z00001tz/wp/ 個人用Web試験運用 HTTP http://web.sfc.keio.ac.jp/~z00001tz/wp/ http://web.sfc.keio.ac.jp:11080/~z00001tz/wp/ 仮想ホスト用Web試験運用 HTTPS https:/仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp/wp/ https//仮想ホスト名.sfc.keio.ac.jp:11443/wp/ - 変更を保存します。
- WordPress コンテンツページに Web アクセスして新サーバ(試験運用)にリダイレクトされていることを確認してください。
- もし、正常に表示されない等ございましたら湘南藤沢情報センターにお問い合わせください。
- 元に戻すには同じ手順により元の状態に戻してください。動作確認が終わりましたら元に戻すことを推奨します。
※万が一、上記の設定後に新サーバで動作が正常に行えず、WordPress 管理画面にアクセスできなくなった場合、共用作業領域の配下に .htaccess ファイルを作成し、以下を記述することで現サーバにリダイレクトされるようになります。(すでに .htaccess ファイルが存在する場合は追記してください。)
RewriteEngine On RewriteCond %{SERVER_PORT} 11443 RewriteRule ^(.*)$ https://%{SERVER_NAME}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
Moodle
- 新サーバでは、PHPとDBのバージョン相性の問題により、Moodleは動作しなくなります。
Movable Type
- Movable Type のバージョン6以降は、オープンソースソフトウェアではなくなっています。
- バージョン6以降の Movable Type 個人無償版ライセンスはCNS環境にてご利用いただけなくなりましたので、湘南藤沢情報センターでの動作検証は行なっておりません。
最終更新日: 2024年4月24日
内容はここまでです。