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活動報告

ITC本部

ネットワーク関係では、昨年度に引き続き、キャンパスや拠点の接続回線の見直しによる、接続環境の強化とコスト削減を図ったほか、部門、研究室、学会等へのネットワーク接続のための支援を実施した。

keio.jp関連では、学期更新時のための停止について、メール等主要アプリケーションの利用に混乱が生じないように、事前アナウンスの徹底化などを行った。また、夏季には、機器を設置しているデータセンターの移設作業を実施した。また、機器老朽化への対応のため、仮想環境への移植を実施した。

各種情報環境利用サービスとしては、基本コミュニケーションツールとしての位置づけの高い慶應メールについて、離籍者への1年間の転送サービスを開始した。また、授業支援システムの機能向上について、単一システムとしての機能改修だけでなく、教育支援システムとの連携強化など、学生部との連携を強化しながら、教員・学生サービスの向上を図った。

安全性・信頼性の向上策として、大阪近郊のデータセンターを利用した災害対策(DR/ Disaster Recovery)環境の構築を進めた。

事務支援業務としては、夏期に業務用クライアントPCの全台リプレースを実施し、OSやOfficeのバージョンアップを行い、教員との環境差による作業の非効率化を解消した。下半期には、業務用複合機・プリンタのリプレースを実施し、従来のリース契約から、業務委託契約に変更することにより、TCO(Total Cost of Ownership)の大幅な削減を実現させた。また、開発から10年以上を経過した、事務系の基幹システムの今後に関する検討を、各部署や関連企業との調整をしながら着手しはじめた。

一貫教育校支援については、横浜初等部開設に向けて、校内ネットワーク配線・機器の整備、外部接続回線の手配など、インフラ面での整備・構築の手配や、稼動後に必要となる情報環境の整備にむけた支援を行った。

最終更新日: 2015年9月25日

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