• Japanese

活動報告

ITC本部

2015年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

情報基盤関連では、8月に慶應インフォメーションスーパーハイウェイ(KISH/Keio Information Super Highway)のバックボーンネットワークの機器置き換え(第6期)を完了し、次世代大容量高速化ネットワーク接続の実現のための基盤整備を行った。並行して、SINET5との100Gbps接続開通に向けた回線および機器の導入準備を進め、3月に切替作業を実施した。これにより、外部との100Gbpsでの接続が実現されたほか、SINETとの接続ポイントを、これまでの日吉に加え、信濃町にも用意し、冗長化による安定接続を実現した。
ネットワーク接続サービスでは、高等教育機関の国際的なネットワークローミングである、eduroamの接続提供を本稼動させた。

セキュリティと事業継続性の向上策として、DNSやログ管理のシステムのクラウド化を行ない、可用性の向上とコンプライアンス向上を行なった。

事務支援業務においては、一昨年度より開始した各種事務系基幹システム(学事システム、経理・管財システム、塾員・基金システム等)のバージョンアップ作業を継続して支援しており、その中で塾員・基金システムおよび学事システムについてバージョンアップを終え新バージョンでのサービスを開始した。またこれに合わせ、同時期に事務系基幹サーバ機器置き換えを実施し、学事システムについてはWEBサーバも一新した。その他DB監査装置の導入、ロードバランサやVPN機器といった業務系ネットワーク機器および一部先行して業務用PCの置き換え等を実施した。

一貫教育校図書システムについて、4月にサーバリプレースを実施したほか、高等学校のOPACの学外からのアクセスを実現させた。

最終更新日: 2017年8月4日

内容はここまでです。