• Japanese

活動報告

ITC本部

2016年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

キャンパスネットワークでは、2015年度に整備した慶應インフォメーションスーパーハイウェイ(KISH/Keio Information Super Highway)第6期を基盤とし、国が推進する学術情報ネットワークであるSINET5との100Gbps接続を行った。

認証基盤(keio.jp)では、標準化された認証方式であるShibbolethのより新しいバージョンに対応し、また各アプリケーションもShibbolethを使用するように移行した。各部門が様々なことのオンラインシステム化を検討する際にkeio.jpを使用することを支援した。これにより、事務用も含め、いくつものシステムが新たにkeio.jpの認証により利用できるようになった。

ITCシステムに関しては、利用者データベースやこれを用いた無線LANなどの認証システムの運用を継続した。

クライアントサービスでは、ソフトウェアのサイトライセンス契約を継続し、新しいバージョンのリリースに合わせて利用者に提供するバージョンを更新した。

安全性および信頼性の確保に関しては、ファイアウォールシステムのリプレイス、ログ収集・分析システムの強化を行った。また、システム面だけでなく、情報セキュリティに関する規程の検討など制度面の整備にも取り組んだ。

事務支援では、事務用PC約2000台のリプレイスや事務用ファイルサーバのリプレイスを実施した。新しい事務用PCではハードディスクの暗号化やマルウェア防御システムの導入といった新たなセキュリティ対策を講じた。セキュリティ機器の導入など、さらなるセキュリティレベル向上策の検討も開始した。

一貫教育校支援では、商用回線で接続されている4校の外部接続用ネットワーク機器をリプレイスした他、全校で使用できる校務システムの構築を支援した。

塾員サービスでは、認証基盤の提供、塾員向けサービスの開発支援、塾員訪問支援アプリケーションの開発支援を継続した。

最終更新日: 2017年9月15日

内容はここまでです。