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活動報告

湘南藤沢ITC

湘南藤沢キャンパス(SFC)は1990年に開設され、現在、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の 3学部と大学院政策・メディア研究科および健康マネジメント研究科の約5,000人の塾生が在籍している。また、湘南藤沢中等部・高等部が設置され、中高一貫教育を実践している。SFCでは既存の学問分野にとらわれずに、多様で複雑な社会に対して多くの領域を連関させながら問題解決をはかる、実践を通した教育研究がITを積極的に活用して多面的に行われており、学生生活を含めた様々な場面においてキャンパスネットワークシステム(Campus Network System、CNS)が利用されている。湘南藤沢ITCは、SFC-CNSと呼ばれるSFCの情報基盤の構築・運用や様々なネットワークサービスの提供、各種利用支援を実施している。

2014年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

SFC共通のIT基盤であるSFC-CNS環境については、教員用ファイルサーバや共用計算サーバ、CNSプリントシステム、看護医療学部校舎205教室設置PCなどの機器置換を実施した。このうち、プリントシステムについては、料金の支払い方法を他地区と同様に交通系電子マネーに変更した。なお、教員用ファイルサーバの置換により、教職員のホーム領域の一人当たりの容量を従来の4倍の40GBに拡大させた。また、ネットワーク基盤整備として、ι館およびο館研究棟の共同研究室LAN配線再整備、Μ館~Δ館研究棟間光ファイバー増設、看護医療学部校舎内光ファイバー増設の各整備を実施した。

大学院政策・メディア研究科のSFC-ERNS (Evolving Research Network System) では、無線LAN機器やネットワーク機器、ストレージの置換、τ館 (大学院棟) 2FロフトLAN配線整備を行った。

湘南藤沢中・高等部においては、システム運用支援のほか教室・教員室等設置プリンタや一部のサーバなどの置換について仕様作成や導入支援を実施した。

なお、セキュリティ関連として、CNSアカウントから送信されたSPAMメールに対する指摘や、慶應義塾あるいはSFCを名乗るSPAMメールの着信などが多数あったため、利用者への連絡や注意喚起の広報などの対応をそれぞれについて行った。

SFCでは、2014年度から総合政策学部と環境情報学部で新カリキュラムと4期制が導入されたため、学部との調整により学部新入生へのSFC-CNSアカウント入学前発行を実施した。この他、新入生を対象としたノートPC講習会やガイダンスの実施、2014年度版SFC CNSガイド(日本語版、英語版)の刊行、サイトライセンスソフトウェアの利用提供、利用相談や各種問合せ対応等を行った。

最終更新日: 2015年9月24日

内容はここまでです。