WordPress導入例
- 共用作業領域でのWordPressの導入例です。
- WordPress日本語版 https://ja.wordpress.org/
導入例
- exampleの部分は共用作業領域名に読み替えてください。
導入バージョン | WordPress 5.7.2 (2021/05/12 公開) |
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導入ディレクトリ | /pub/WWW/example/ |
導入作業領域URL | https://example.sfc.keio.ac.jp/wordpress/ |
DBユーザ | example_wp (申請済みのDBユーザ名) |
DB | example_wp (申請済みのDB名) |
DB文字コード | UTF-8 |
DBユーザパスワード | hoge1234 (使用中のデータベースパスワード) |
WordPress管理用URL | https://example.sfc.keio.ac.jp/wordpress/wp-admin/ |
WordPress公開用URL | https://example.sfc.keio.ac.jp/wordpress/ |
インストール手順
-
webedit.sfc.keio.ac.jp へ ssh "リモートログイン"する。
% ssh webedit.sfc.keio.ac.jp
- WordPressをインストールする共用作業領域に移動する。
% cd /pub/WWW/example/
- 最新のソースコードを取得する。
% wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
- 取得したソースコードを展開する。
% tar -xzvf latest-ja.tar.gz
- Webブラウザを起動しアクセスする。
- https://example.sfc.keio.ac.jp/wordpress/
- 画面に従い、セットアップを行う。
- "さあ、始めましょう!"をクリックする。
- インストーラに従い各設定項目を入力して"送信"をクリックする。
データベース名 申請したDB名 ユーザ名 申請したDBユーザ名 パスワード 申請したDBパスワード データベースホスト名 webpubdb.sfc.keio.ac.jp テーブル接頭辞 データベースのテーブルの先頭に付与する文字です。(ご自身で自由に設定してください。) - "インストール実行"をクリックする。
- 各項目を入力して"WordPressをインストール"をクリックする。
- "ログイン" をクリックすると Forbidden という画面が表示される。
- /pub/WWW/example/wordpress/.htaccess が保護モード 700 で作成されているので 604 にする。
% cd /pub/WWW/example % chmod 604 wordpress/.htaccess % ls -l wordpress/.htaccess -rw----r-- 1 user group 35 4月 19 15:38 wordpress/.htaccess
- Webページを再読込する。
- "設定したユーザ名とパスワードでログインできることを確認する。
- 以上でインストールは完了です。
- "さあ、始めましょう!"をクリックする。
アップデートに関して
-
WordPressは脆弱性対策を含むアップデートが頻繁にあるので定期的な更新をお願いします。
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なお、WordPress の自動更新設定については初期状態では以下で設定されています。
項目 初期設定 メジャーアップデート 無効 マイナーアップデート 有効 テーマ 無効 プラグイン 無効 翻訳ファイル 有効 -
メジャーアップデート、テーマ、プラグインに関しては以下の設定をする事で自動更新が有効になります。
テーマ、プラグインの脆弱性を狙われて攻撃を受ける事例が発生していますので、テーマやプラグインも定期的な更新を実施してください。
ただし更新により導入したプラグインやテーマが正常動作しなくなる可能性もありますのでご注意ください。
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/pub/WWW/領域名/wordpress/wp-content/themes/現在使用しているテーマ/functions.php に以下の設定を書き込む。
add_filter( 'allow_major_auto_core_updates', '__return_true' ); add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_true' ); add_filter( 'auto_update_theme', '__return_true' );
-
/pub/WWW/領域名/wordpress/wp-content/themes/現在使用しているテーマ/functions.php に以下の設定を書き込む。
-
なお、WordPress の自動更新設定については初期状態では以下で設定されています。
アップグレードに関して
- WordPress をアップグレードする際は"必ず"バックアップを取得してください。
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参考:https://ja.wordpress.org/upgrade/
- データベースとファイルのバックアップを行う。
- すべてのプラグインの使用を停止する。
- ツール > アップグレード (wp-admin/update-core.php) にアクセスする。
- 「自動アップグレードを実行」をクリックする。
- 「WordPress のアップグレードを完了しました。」と表示されたら、プラグインを有効化する。
バックアップ/リストア方法
- バックアップの取得方法は以下のURLをご参照下さい。
- WordPress のバックアップ
- 以下はCNS環境でのバックアップおよびリストア例です。
ディレクトリ
- バックアップ取得者のホームディレクトリの下にWordPressをバックアップする為のディレクトリを作成する。(例ではwp_pub_backupとしています。)
% mkdir ~/wp_pub_backup
- 作成したWordPressをバックアップするディレクトリのパーミッションを適切に設定する。
% chmod 700 ~/wp_pub_backup/
- WordPressをインストールしたディレクトリのバックアップを取得する。
% cp -pvr /pub/WWW/example/wordpress/ ~/wp_pub_backup/
データベース
- データベースのバックアップを取得するディレクトリに移動する。(例ではwp_pub_backupとしています。)
% cd ~/wp_pub_backup/
- データベースのバックアップを取得する。(例ではバックアップファイル名をwp_pub_backup.sqlとしています。)
% mysqldump --add-drop-table -h webpubdb -u DBユーザ名 -p DB名 > wp_pub_backup.sql
- バックアップファイルのパーミッションを適切に設定する。
% chmod 700 wp_pub_backup.sql
リストア(復元)
ディレクトリ
- バックアップからファイルをコピーする。(例ではwp_pub_backupにwordpressのバックアップを取得したと仮定しています。)
% cp -pvr ~/wp_pub_backup/wordpress/ /pub/WWW/example/
データベース
- MySQLのバックアップを取得したディレクトリに移動する。(例ではバックアップを取得したディレクトリ名をwp_pub_backupとしています。)
% cd ~/wp_pub_backup/
- バックアップからデータを復元する。(例ではバックアップファイル名をwp_pub_backup.sqlとしています。)
% mysql -u DBユーザ名 -h webpubdb -p DB名 < wp_pub_backup.sql
- WordPressにログインしてバックアップを取得した時点に復元できている事を確認する。
最終更新日: 2021年6月9日
内容はここまでです。