スパムメール対策について
平成17年06月14日よりSFC-CNS では スパム,ウイルス判定機器機能を有したメールサーバを運用しております。
平成24年03月23日よりスパムメール隔離サービスを開始しました。判定時の処理を隔離,タグ付け,処理無しから選択することができるようになりました。
平成26年10月14日よりスパムの判定基準を2種類から選択出来るようになりました。
平成27年10月02日より初期設定値を隔離に変更しました。
スパム,ウイルス判定時の処理
スパムと判定された時の処理は以下から選択可能です。SFC-CNS ではこれをスパムポリシーと呼ぶことにします。
設定を行いたい場合には、以下のページにログインし、スパムポリシーの設定をおこなって下さい。
https://itcsecure.sfc.keio.ac.jp/accounts/mail/
- 隔離 (初期設定)
スパムメールを受信箱まで配送せず、隔離サーバ上に隔離し、隔離サーバ上で確認できます。スパムメール隔離サービスについては以下のページをご参照下さい。
スパムメール隔離サービスについて - タグ
以下の表の通り、判定結果に基づきタグが挿入されます。このタグを利用して振り分ることができます。
スパムメールの振り分け設定判定結果 ヘッダに追加されるもの 件名に付加されるもの 備考 スパムと判定された場合 X-Ironport: SPAM [SPAM] スパムの疑いがある場合 X-Ironport: SUSPECTED SPAM [SUSPECTED SPAM] ウイルスと判定された場合 X-Ironport: VIRUS [VIRUS REMOVED] メールに添付されたウイルスは削除されます ウイルスの疑いがある場合 X-Ironport: Virus-Suspected [WARNING: VIRUS SUSPECTED] ウイルスと疑われるデータは削除されません ウイルス判定が正常に終了しなかった場合 X-Ironport: AntiVirus-Unscannable [WARNING: A/V UNSCANNABLE] - なし
スパムメール判定は行わず、そのまま全てのメールが配送されます。
注意事項
- CNS外への送信・転送されるメールについて
以下のスパムメール対策実施ドメイン宛に送信・転送されるメールがスパム、スパム疑いと判定された場合、そのメールは配送しません。
スパムメール対策実施対象ドメイン (塾内からのみアクセス可能です) - スパムやウイルスとする判定は、いくつかの条件を満たすものを対象に機械的に行われますので、次のような状況が起こりえます。判定結果に基づくメールの削除等の処理は各利用者で行っていただくことになりますので、この点をご理解の上、本サービスをご利用ください。
- スパムメールではないメールにタグがついている(誤検知)
- スパムメールにタグがついていない(検知漏れ)
- スパムやウイルスの判定基準は状況に応じて微調整されることがあります。
FAQ
隔離サービスを利用すると何が嬉しいのですか?
隔離の場合は、受信する前に隔離されるので、スパムによるディスク使用量の増加の心配がありません。また、前日に隔離されたスパムメールの一覧がメールで届きますので、確認も楽です。
今まで mailsetup で設定した振り分け設定(procmail)を利用していたのですが、隔離サービスを利用した場合はどうなりますか?
スパムメールは隔離サーバに隔離されます。procmail でスパムの振り分けのみで利用されているのであれば、~/.procmailrc を削除しても構いません。
タグ付けを選択したのですが、タグ付けされたメールが来ません。
既にタグで振り分け設定をしていませんか?上記の procmail 利用者の方は自動的にスパム用フォルダに振り分けられます。
最終更新日: 2022年1月22日
内容はここまでです。