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IMAP4サービスについて

IMAP4サービス開始について

2004年9月25日よりIMAP4サーバの正式運用を開始しました。

概要

IMAP4はメールフォルダをサーバ側に置くので、PCのハードディスクが壊れてもメールが消失したりしません。また、学校でも自宅でも(違うPCから)同じメール読めるというメリットもあります。「POP3でサーバにメールを残す」設定でご利用の方はぜひIMAP4を利用してみてください。

  • IMAP4サーバ名:imap.sfc.keio.ac.jp
  • このサーバを使うには、IMAP4用のパスワードを登録する必要があります。(注意事項参照)
  • パスワードを変更する場合、忘れた場合は、パスワードを再設定してください。
  • 学外からの送信にはこれまでのPOP before SMTP*1に代りSMTP-AUTH*2を使います。(注意事項参照)
  • 現在POP3を利用されている方はメール設定ページ で IMAP4 を使用する設定をする必要があります。
    - ログイン => メール転送 => try IMAP のボタンをクリック
  • pop.sfc.keio.ac.jp(POP3)とは全く別にメールを管理します。
  • IMAP4サーバを使うためにはimap.sfc.keio.ac.jpにメールを転送します。
  • IMAP4サーバではメールを~/Maildirに保存します。(ホームディレクトリに保存)

注意事項

  1. IMAP4サーバを利用するにはご利用のメーラーがIMAP4に対応している必要があります。また、学外からメールを送信するためにはSMTP-AUTH(SMTP認証)に対応している必要もあります。
  2. IMAP4サーバへの接続について
    セキュリティ上IMAP4/SMTP共に接続は以下の様に制限されています。
    SSL使用時SSL非使用時
    LOGIN認証CRAM-MD5認証LOGIN認証CRAM-MD5認証
    ×
  3. POP3と異なり、IMAP4ではメールを直接個人のホームディレクトリにメールを保存します。そのため、quotaオーバー(制限容量超え)等の理由でホームディレクトリに書き込めない場合、メールを受信することが出来なくなります。
  4. ホームディレクトリに.procmailrcがあると(~/.procmailrc)、IMAPサーバは自動的にprocmailを実行してしまいます。 mail.sfc.keio.ac.jpで既に、procmailをご利用の方は、一旦、.procmailrcをリネイムしてからフォワードをかけてください。

利用方法

  1. mail.sfc.keio.ac.jpにSSH等でLOGINする。
  2. quotaを越えていないかチェック
    % quota -v
    
    容量オーバーしていると、メールを受け取れません。十分な余裕をもつようにしてください。
  3. IMAPサービス用にメール環境設定を行う メール環境設定ページ 各メーラーで、
    IMAP4 Server: imap.sfc.keio.ac.jp
     指定がある場合:SSLを使う/ port 993
     またはCRAM-MD5を使う/port 143
    SMTP Server: smtp.sfc.keio.ac.jp
     学外からメールを送りたい場合はSMTP-AUTHを使う設定に。
     SMTP-AUTHのユーザ名、パスワードはIMAP4と同じものを使います。
    ※~/Maildirは最初の1通が届いたときに作成されます。メールが1通もない時に、IMAP4 Serverからメールを読もうとするとエラーが出るのでメールを送ってからやってみてください。

WebMailサービスについて

IMAP4を利用されている方は、同時にWebMailも利用可能となります。
以下のURLにアクセスし、ログイン名とパスワード(IMAP/SMTP-AUTHパスワード)を入力すれば、Webブラウザで、メールが読めます。お試しください。

※WebMailご利用上の注意
・通信経路は、SSLにより暗号化されていますが、利用している端末が信用のおけるものであるかは別問題です。ネットカフェ等の端末を利用するときにはそのリスクをご自分で判断した上でご利用ください。
・WebMailでの添付ファイルのサイズは最大2MBです。

サーバ仕様

機種名 仮想サーバ * 12台
CPU 4vCPU
メモリ 8192MB
OS Ubuntu 14.04 LTS
主な導入済みソフトウェア Dovecot 2.2.9
SMTP: Exim 4.82

サーバ仕様変更履歴

2016年08月30日 OS 更新に伴い、仮想サーバ置換
Ubuntu 12.04 LTS -> Ubuntu 14.04 LTS
Courier-IMAP 4.13.0 -> Dovecot 2.2.9
Exim 4.76-3ubuntu3.2 -> Exim 4.82
2010年11月25日 SquirrelMail 1.4.18 -> 1.4.20 Update
2013年06月10日 IBM BladeCenter HS12 * 8台 リースアップに伴い停止し、
仮想サーバ * 12台に置換
Courier-IMAP 4.4.0 -> 4.13.0 Update
Exim 4.69 -> 4.76-3ubuntu3.2 Update
SquirrelMail 1.4.20 -> 1.4.22 Update
2010年11月25日 SquirrelMail 1.4.18 -> 1.4.20 Update
2009年05月25日 DELL PowerEdge1850 * 5台 リースアップに伴い停止し、
IBM BladeCenter HS12 * 8台 に置換
Courier-IMAP 3.0.8 -> 4.4.0 Update
Exim 4.50 -> 4.69 Update
SquirrelMail 1.4.9a -> 1.4.18 Update
2007年05月01日 DELL PowerEdge1650 * 4台 リースアップに伴い停止
2007年04月20日 SquirrelMail 1.4.8 -> 1.4.9a Update
2007年01月18日SquirrelMail Addressbook Import-Export plugin 追加
2006年12月06日 DELL PowerEdge1850 * 5台 追加
2006年12月01日 SpamAssassin 廃止
2006年11月04日 SquirrelMail 1.4.4 -> 1.4.8 Update
2005年03月31日 Exim 4.44 -> 4.50 Update
2005年03月03日 Exim 4.34 -> 4.44 Update
2005年02月07日 SpamAssassin 2.64 -> 3.0.2 Update
2005年02月01日 SquirrelMail 1.4.3a -> 1.4.4 Update
2004年10月06日 Courier-IMAP 3.0.5 -> 3.0.8 Update
2004年08月26日 SpamAssassin 2.63 -> 2.64 Update
2004年08月03日 Exim 4.32 -> 4.34 Update
Courier-IMAP 3.0.3 -> 3.0.5 Update
2004年07月20日 WebMail機能追加
2004年05月10日 Exim 4.31 -> 4.32 Security Update
2004年05月07日 IMAP Serverテスト公開
*1 メールを送信する前に受信することにより、送信の制限を解除する仕組み。
*2 受信同様、送信時にも認証を行いいます。ただし、SMTP-AUTHを使うためにはSMTP-AUTH対応のメーラーを利用する必要があります。

最終更新日: 2017年7月5日

内容はここまでです。