• English
  • Japanese

コンピュータウイルス対処について

ウイルスに感染している場合、感染したあなたのPCはSFCキャンパス内だけでなく世界中のPCに対してウイルスのコピーを試みたり、 ウイルス付きのメールを何千通も送信、また他のPCやネットワーク機器に対して攻撃している可能性があります。
ウイルスに感染している可能性がある場合、早急に対処する必要があります。

以下の手順に従って、対処を行います。

ウイルスは主にネットワークを介して感染します。そのため湘南藤沢情報センターは隔離ネットワークを用意しています。

  • 隔離ネットワーク:
    - メディアセンター1F CNSサービス窓口前
    

このネットワークに接続していれば、上記のような心配をせずにウイルス対処を行なうことができますのでご利用ください。

ウイルス感染ファイルの検索・駆除

1. ウイルス対策ソフトウェアをインストールしている場合

現在利用しているウイルス対策ソフトウェアのパターンファイルが最新であることを確認して、全てのファイル・ドライブを対象にウイルス検索を行なって下さい。
体験版や、インストールしている対策ソフトウェアのライセンスの期限が失効している場合、パターンファイルが最新ではない場合がありますので特にご注意下さい。

  • ウイルス感染ファイルが見つかった場合
    ウイルス対策ソフトウェアを利用して対処できる場合もありますので、そのソフトウェア
    のマニュアルを参照して下さい。また、そのソフトウェアを提供しているメーカーのウェ
    ブページに見つかったウイルスの情報があることがありますので、探してみて下さい。
    

2 ウイルス対策ソフトウェアをインストールしていない場合

  • ESET Endpoint Security によるウイルスの検索/除去
    keio.jpからESET Endpoint Securityをダウンロード/インストールして利用できます。
    keio.jpにログイン → サービスメニュー → ソフトウェアライセンス取得 → ライセンス一覧
  • Microsoft Safety Scanner の使用
    ご利用のPCに何らかの理由でウイルス対策ソフトウェアをインストールできない場合、 Microsoft Safety Scanner へアクセスしてウイルスの検索・除去を行うことができます。。

Microsoft Updateの実施

1.実行手順

  • 詳細手順については、Microsoftが公開しているWebページをご覧ください。
    • Windows XP の場合
      「スタート」→「すべてのプログラム」→「Microsoft Update」
    • Windows Vista , Windows 7 の場合
      「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windows Update」
    • Windows 8 , Windows 8.1 の場合
      「Windows + W キー入力」 -> 右上の検索ボックスに「Windows Update」と入力 -> 一覧に表示された「更新プログラムのチェック」をクリック

2.注意点

  • 再起動するよう表示が出た場合は、再起動しないと更新が完了しません。確実に再起動してください。
  • 再起動したあと、再度 Microsoft Update を実行して、「重要な更新とService Pack」に項目がなくなるまで、または「利用可能な更新プログラムはありません」と表示されるまで繰り返し Microsoft Updateを実行してください。

再感染の抑止

1.管理者権限を持つユーザに対してのパスワードの設定

Windows のバージョン*1によっては自動で作成されている「Administrator」というユーザーにパスワードを設定してください。
この管理者権限を持つAdministratorユーザは、初期状態でパスワードがないためにネットワーク経由で第三者に悪用される恐れがあります。
以下いずれかの手順で必ず設定してください。

  • NET USER コマンドでの設定
    コマンドプロンプトやDOSプロンプトを開き、
    net user Administrator *
    と入力するとパスワードが設定できます。
    
  • [コントロールパネル]の[ユーザーアカウント]での設定
    Administratorは、セーフモードで起動すると管理ツールの画面に表示されるようになります。
    セーフモードで起動する方法は電源投入後 F8 キーを何度か押していると起動メニューが表示されますのでセーフモードで起動を選択してください。

2.ウイルス定義ファイルの更新

毎日のように新しいウイルスが出現しています。ウイルス対策ソフトウェアをインストールしただけでは、まだウイルス対策ソフトウェアは新しいウイルスを知らない状態であり、コンピュータは守られていません。
常にウイルス定義ファイルを最新の状態に更新しておきましょう。

3.Microsoft Updateの実施

ウイルスの多くはWindows OSの脆弱性を利用して感染します。ウイルス対策ソフトウェアの導入は検知/駆除には有効ではありますが、
根本的な解決方法としてはこれらの脆弱性を修復する更新プログラムを適用する他ありません。
Microsoft Updateを自動更新に設定する等の処置を行い、確実にMicrosoft Updateを行なってください。

4.新種のウイルスについて

ウイルス定義が最新のものであっても、ウイルスが新しすぎる場合、ウイルス対策ソフトウェアの対応が間に合わないことがあります。
ウイルス対策ソフトウェアを過信せず、少なくとも怪しい添付ファイルを開かないなどは、ご自身で気をつける必要があります。

*1 Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional Edition

最終更新日: 2023年11月6日

内容はここまでです。